コラム

ふるさと納税 住民税の流出

ふるさと納税 住民税の流出

2023年を表す漢字が”税”と発表され、税金への関心度も高まっているようです。

まだふるさと納税をご検討されている方もいらっしゃるかと思いますが

今日はふるさと納税の流出額ランキングをご紹介します。

(参考)令和5年度課税における市町村税控除額の多い20団体 出典:総務省 より

1位 神奈川県 横浜市 27,242

2位 愛知県 名古屋市 15,926

3位 大阪府 大阪市 14,853

4位 神奈川県 川崎市 12,115

5位 東京都 世田谷区 9,829

6位 埼玉県 さいたま市 8,969

7位 福岡県 福岡市 8,504

8位 兵庫県 神戸市 8,457

9位 北海道 札幌市 7,951

10位 京都府 京都市 7,387

(単位:百万円)

地方交付税を受け取る自治体は、上記流出額のうち75%を国から補填されますが、

主に都心部から人気の返礼品のある地方へ、巨額の住民税が流出しています。

返礼品によって寄附先を検討するのもひとつの愉しみではありますが、

ご自身の”ふるさと”の現状について、考える機会になればと思います。

なお、ふるさと納税の手続きは12月31日の23:59までに決済を行う必要があります。

ワンストップ申請は2024年の1月10日必着ですので、くれぐれもお気をつけください。