感謝の心
こんにちは、川邉チームの佐野です。
今日はグロースリンクグループが掲げているクレド主義についてです。
クレドとはなんぞや?と思われた方もいると思いますが、
企業の従業員が心がける信条や行動指針のことです。
会社の方向性というよりは従業員一人一人が意識すべき考え方といったところでしょうか?
グロースリンクグループが掲げているクレドの中に【Always 感謝~すべてにありがとう~】といった言葉があるのですが、
これは私が好きな考え方でもあり、グロースリンクグループに入る前から意識していたことでもあります。
ここで私がこの業界に入った時の話を。
私はこの業界に6~7年いますが、最初はもちろん未経験でしたのでまずは通帳や領収書などの入力業務からでした。当時は毎月法人の確定申告をしている上司や先輩の方のように早く申告書を作りたいな、担当持ちたいなと思って仕事をしていました。
年末調整や個人の確定申告時期をはさんで、入社から半年ほど経って法人の申告書を任されたときは本当にうれしかったです。
担当も新規のお客様を中心に徐々に増えていきました。(担当自体は入社当初からありましたが、個人の年1回のお客様だったりでほとんど対応を必要としないお客様でした。)
数年経って忙しい時に仕事に対する愚痴をふとこぼしたとき、先輩に『そんなことを言ったらだめだよ。仕事があることに感謝しないといけないよ。』と言われました。
当時はまだ若かったこともあり、すいません。と言って流していましたが、次に務めた事務所はそこまで忙しくない事務所でしたので、仕事があることは当たり前ではないのだなとすごく感じました。
一番最初に勤めた事務所に福沢諭吉の言葉が飾ってあり、
その中に『世の中で一番寂しいことは仕事のないことである』とありました。
ここ数年、新型コロナウイルスの影響で仕事の変化があった方も多いと思います。お客様を見ていても売上が下がった方や思うように営業活動できないといった方も多くいらっしゃいました。
話は戻りますが、今ある状況は当たり前ではないと思っています。仕事も私生活も。
私は今喫茶店でこのコラムを書いていますが、日曜の朝に喫茶店でコーヒーを飲むことができるのも喫茶店で働く人のおかげなのです。スーパーでお米を買えるのはそこで働く従業員さん、お米を作った農家の方、スーパーまでお米を運んだトラックの運転手さんのおかげ、月曜日の朝から仕事があるのはお客様のおかげなのです。
Always感謝は何も仕事だけではないです。一人で生きられる人間はいません。すべてに感謝なのです。
こうして今、すべてに感謝とカッコつけて書いていますが、私もまだまだ未熟者です。心が荒んでいると【Always感謝】は頭の奥に消えてしまいます。
どんな時も感謝の心を忘れずに日々を過ごしていきたいと思います。