コラム

年収の壁に関する2025年からの変更点

ルール厳格で返礼品競争に終止符か!? 10月変更「ふるさと納税」

1.所得税が課される基準の引き上げ

2025年1月1日から、所得税が課される年収の基準が103万円から123万円に引き上げられます。

これは、基礎控除額が48万円→58万円に、給与所得控除額が55万円→65万円に、それぞれ10万円ずつ増額されることによるもので、
123万円の所得を超える人にとっても、20万円分の所得税がかからない枠が増えることになります。


2.配偶者控除・配偶者特別控除の適用範囲の変更

配偶者控除の対象は年収103万円以下から、年収123万以下に引き上げられ

段階的に控除額が減少となる配偶者特別控除の満額適用については、年収の上限が、150万円から160万円に引き上げられます。

3.特定扶養控除の見直し

19歳以上23歳未満の特定扶養親族に対する控除(特定扶養控除)の適用範囲が拡大されます。

これまでは特定扶養親族の年収が103万円以下で控除適用となり、103万円を超えると控除対象外となっていました。

今後は特定扶養親族の年収が150万円以下で控除適用となり、この金額を超えると、段階的に控除額を減少する制度が導入されます。

また、年収の壁を意識せず働ける環境づくりを目指して、総務省がさまざまな取り組みを行っています。

・「106万円の壁」への対応:​社会保険適用促進手当の支給や、企業への助成金制度の継続
・「130万円の壁」への対応:​収入が一時的に増加した場合でも、事業主の証明により被扶養者資格を維持できる仕組みの継続 など

年収の壁・支援強化パッケージ
https://www.mhlw.go.jp/stf/taiou_001_00002.html?utm_source=chatgpt.com